芸術文化活動事業 READING LIVE 詩音

プレミア音楽朗読劇 幸せの選択

いつもの当たり前のなかに、ひとカケラの「失せない情熱」を届けます。

今を選択したがゆえに

誰もが確認できないもうひとつの世界は、

「知らないほうが幸せな世界」だった。

 

世界も時も越え、山本真弓が紡ぐ、

魂を揺さぶる120分

​新作&待望の再演作 2作連続上演

音楽朗読劇「幸せの選択」

観てくれた人が失いかけているもの思い出して、危機一髪救われてうれしくなったり、背中を押される体感ができる続編が、2020年、完成します。

 

​INTRODUCTION

現実に生きづらさを抱える人たちや、目標や課題に向おうとする人たちの心に共振するロマンティシズムを描くことで、観る人をインスパイア(喚起)させる「音楽朗読劇」のエンターテイメント。

音楽朗読劇「幸せの選択」主演 森 一馬

特徴

ストーリーラインの傾向は、現実に居心地の悪さを抱えて生きる主人公が「違う世界」を目指し、さまよう中、ある象徴的な「情景」に出会い、「遠くにいる誰か」と深く関わっていくオリジナル作品。

ヤマモトマユミが描く主人公はどれも、現実に不安を抱えながら、自分が肯定される場所、ありのままの自分でいられる場所を漠然と探しながら生きている。

たとえば、第1作目の「拝啓、未来から...」の主人公・ススムは、二度とマユミと一緒になれないことを感じながらも、ベストセラー作家になった自分とマユミとの再会を重ね、「ここではないどこか遠く」を見続ける人物として描かれている。

第2作目「因果」においてイクコは、漠然とした期待感から「約束の場所」として、誰もが手の届かない、変えられない象徴「宿命」に翻弄されながら、「いつか会う我が子が待つ世界」で、もうひとりの自分と出会い、リベンジを果たす

三作目「真実」で主人公の一馬は、「現実味がない」ことを知りながら、俳優になる夢を抱き、夢の実現と引き換えに捨てたはずの女性との再会を理想に生きる「エゴの境地」にさまよう。

​山本作品はロマンティシズム

作風はいずれも恋であり、夢であり、「ここではないどこか遠く離れた場所」への逃避と現実をつなぐ。

 

最終的に主人公が手にするものは、作品によって違うが、序盤は共通して「ボヤケた理想」を求める設定で統一されている。

 

「情景」は、異なる場所にいる二人を繋ぐ役目を果たし、また、情景が不在のときは、主人公の孤独や不安、葛藤を照明だけで見事に表現する。セリフが伝達機能を中断された状態で終わるのも、結末を第三者に委ねる山本真弓の独特のスタイルである。

こうした基本的な構図は、いずれも無関係なものではなく、互いに作用しあうが、それについては、2020年公演「幸せの選択」で別途触れてゆくことにする。

​原作・脚本・監督 山本 真弓

​過去作品 予告&ダイジェスト

舞台監督 小西 利和 / 舞台監督補佐 高橋 宏文 春原 明 / 音楽監督 横内 究 / 映像 遠藤 大樹 / 音響 川瀬 大輝 / 照明 及川 卓 加藤 賢一 / 動画 横内 究 中村 陽一 / スチル 吉田 智之 / デザイン 元田 岳志 / 監督アシスタント 木村 有紀 松原 彩香

READING LIVE 詩音 制作実行委員長 伴 政憲 / 企画・運営 Nana Project / 設営 JUKE

 

2019年大阪公演「真実」あらすじ

金融財閥で名高い家に生まれた「一馬」は、後を継ぐ気もないまま、北白川財閥の一人娘「姫子」と結婚。好景気に賑わう明治、一馬は、あるブローカーに声をかけられ、「35年後、大戦争が勃発する」と言われた。バカバカしい戯言は的中、一馬は男を探し出し、脱国の条件を飲んだ。一人乗りのカプセルで向かった先で出会ったのは、もうひとりの自分。財閥を捨ててまで役者になりたかった夢を実現していた自分は、人気俳優になっていた。あのとき、ブローカーに言われた「自分を殺し入れ替わる」条件は、人生の終わりに後悔を回想させるかのように現れた謎の女によって真実が解明されていく。

その女こそ、戦火の中、置き去りにしてきた妻の姫子であり、再会まで106年の時が過ぎていた...。

ヤマモトマユミ最新作「幸せの選択」的世界観