【第2回/概要2】恐れを解除する「許可とブレーキ外し」

恐れを解除する(1)では、本当にほしいものを明確にしました。
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本当にほしいものは、最初、どんな不純な動機でも構いません。
その理由は、下記ブログ内の「動機より魂胆が大事な理由」の項目を読んでおいてください。
また、どうしても、本当にほしいものがわからない場合、
今無条件であなたの願いを一つ叶えてあげると言われたら、一番大きくて実現不可能だと思う願いは何?
を考えて進んでください。
今日は、それを許可できているかどうかを確認します。
それを手がかりに「本当にほしいもの」を捜査していきますね。
「本当にほしいもの」が、頭では許可できていても、心から許可できていなかったら、ブロック外しをする必要があります。
ただし、ここでは、本当にほしいものに対して踏まれるブレーキを外していくので、やりたくないことに対して生まれる「出来ない理由」は、ブレーキじゃないのでやりません。
出来ない理由は、そもそも単なる自分の(不要な)エゴです。
不要なエゴ「利己(うぬぼれ)」は、プライド(みんなにある見栄・体裁)を捨てる作業が必要なので、自己肯定感で扱うレッスンになります。
利己(うぬぼれ)は、ブレーキと言うより、執着ですね。
みっともないとか、恥ずかしいとか、惨めとか、改めてやりますね。
ちなみに、プライドを捨てる時に踏まれるブレーキは、ブレーキ外しが必要です(ややこしいので今は覚えなくてもOK)
言いたいことが言えないのも、不要なエゴになります。
言いたいことが言えないというのを突き詰めると、「悪者になりたくない」というエゴが隠れています。
これも誰にでもあって普通です。
その普通を越えないといけないから、捨てる作業が必要なんですね。
つまり、言いたいことが言えない理由のなかに、ブレーキのレバーが隠されているので探っていきます。
だから、例えば社交辞令で「予定が合えば是非」というのはいいんです。
でも、
「今私は本心を隠した」ということを忘れないでいてほしいのです。
それはまたノートのとり方で説明します。
今日は、とにもかくにも、(1)で明確にした「本当にほしいもの」を手に入れることを許可できているかどうかを確認します。
許可できていないときは、次のブレーキ外しを実際やっていきます。
アイデンティティの損傷の修復 |
能力レベルの損傷の修復 |
行動レベルの損傷の修復 |
共通してやること:不要なエゴを捨てる |
です。
修復も、捨てることも、言い方を変えると「思考の書き換え」です。
アップデート、上書きするという意味になります。
だから自分の考えを捨てるというより、選択肢を増やす作業になります。
この時、必要なエゴもあるということを忘れてはいけません。
危険から身を守るものは、正義ではなく、エゴですからね。
エゴがなかったら、人は潰れてしまいます。
たとえば、真面目な人が損をするという話は、よく耳にすると思います。
実際、そのとおりで、要領のいい人のほうが、成果は大きいです。
「正直者がバカを見る」ということわざにも通じる能力レベルの話です。
ビジネスの世界で、「働かないおじさん」という代名詞があるのですが、これは、働いていないおじさんのことではありません。
コツコツ真面目に仕事をしていることは、周囲がみんな認めているのに、仕事中にスマホゲームをしている若者のほうが成績がいいという事実から、そういう代名詞が生まれました。
おじさんと若者の違いは、「要領の良さ」でした。
目に浮かぶ状況だけを見たら、若者よりおじさんの味方になる人もいます。
ですが、結果を見たら、会社の役に立っているのは、若者ですね。
若者は、仕事中にスマホゲームをするというエゴがあります。
だから、時間を作るために勉強したであろうと推測できます。
つまり、エゴのために勉強したということですね。
この場合、おじさんの無意識がもつ「恐れ」とは何でしょうか?
時間に対する恐れです。
つまり、「時間を費やして何も得られなかったらどうしよう」と思うから、結果、成長のための時間を使えないのです。
損得感情ですね。
そのくせ、余計な時間は十分に使える矛盾した状態になってしまいます。
こうして、必要なエゴとは、自分を守ることで誰かが助かる在り方をいいます。
不要なエゴ「利己(うぬぼれ)」は、プライドが高いことを自信だと思いこむので、「自信があるからプライドは高くなる」といった、正しい概念を理解できません。
うぬぼれの能力レベルは相当低いので、時間に対する心理ブロックだけでなく、プライドを守るために、変化に対するブロックが強まり、結果、お金に対するブロックは最強になります。
では、早速実践に進んでいきます。
心理的ブロックを外したあと、個人的に習慣にしなければいけない3つの力を補足としてお伝えしておきますね。
① 自分がどうしたいのかという意思をつき通す力 |
② 感覚を言語化する力 |
③ 概念化能力 |
③は特に、物事の本質のフォーマット(定型文)で、無意識にできるまでにならなくてはいけません。
これも、マインドのレッスンで実践していきますね。
その後、ビジネスであれば、売上を獲得するノウハウになります。
では、第2回(2)恐れの解除「許可とブレーキ外し」をやっていきましょう。
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山本真弓
