成果がでない根本的原因を解決するフィッシュボーン


成果がでない根本的原因が解決できる特性要因図フィッシュボーンのこなし方
集客のためにSNSで魅力的な写真と情報をアップしても来店されなかったのはなぜ?


目次


 

対処療法的対策の方法



どんな問題にしても、対策には2種類あります。



対処療法的対策と本質的抜本的対策です。


たとえば、あるケーキ屋さんの場合、集客の目的でSNSに写真と文章をアップをしましたが、「いいね」はあっても来店されませんでした。



集客を「人を集める」という意味で捉えているなら、「いいね」はあるので、人は集まったと言えます。



しかし、「いいねはあっても来店されなかった」と言われていますので、店主がSNSを利用する目的は、集客ではなく「来店」になります。



であるならば、



対処療法的対策は、「顧客を惹きつける情報」の掲載になります。



本質的抜本的対策とは、SNSの役割を理解しないまま発信したのであれば、Facebook、Instagram、LINEの各役割を理解して、自社に合ったSNSを選ぶことになります。



つまり、対処療法的対策とは、問題の裏返しのような対策なので、写真にキャラクターを付けてみようとか、期間限定を入れてみようとか、表面的な対策を指します。



いわば、問題を認識した段階で、すでに見えている案(アイディア)のやるということです。



すでに見えている案というのは、問題点の間を埋める出来レースのように、つじつま合わせの原因分析をしてしまっているということです。



でもこれは、原因分析をしているつもりで、もはや原因分析から外れた「思いつき」でしかないのです。



 

本質的抜本的対策の方法



本質的抜本的対策とは、



原因分析によって捕えた真因に対する対策なので、自社がSNSのユーザーから得たいものが何か?を把握、理解することが第一になります。


その上で、その得たいものが、どのSNSを使いこなせばいいかを更に理解し、対策を講じる動作が、本質的抜本的対策です。



つまり、本質的抜本的対策とは、



ミッション、ビジョン、バリューが明確であることが前提にあってはじめて見えてくる解決策です。


必要となる思考法は、「意の思考」です。



フォーマットでいうと、「~とは?」です。



意の思考は、言葉の定義を作るステージです。


コンセプトを作る時、自分の価値観を言語化する時に、とても重要な思考法です。



これは、また別のページでお伝えします。


自己実現を目指してやるべきこと
ビジネスによる自己実現までの特性要因図


たとえば、SNSを来店目的の集客ツールとして利用するのであれば、



そもそもSNSとは、個人とのつながりを広げ、口コミから集客するツールだという考えを持っておかなければならない。


というのが、先に言った「意の思考」のことをいいます。


「意の思考=▲▲とは?」は、何か行動をするときの最初に必要です。



この事例の場合、正しい定義もわからず、流行りに流されて、SNSを単に「ネットを通じた情報公開ツール」だと思っていたため、来店されなかったわけです。



事例は、商品の見せ方ではなく、伝え方の問題ということです。



ですから、



本質的抜本的対策として本来やるべきことは、口コミで集客して来店されるための記事を掲載しなければならないということです。


口コミで広げてくれるお客さんは、店を押してくれるファンです。



じゃ、「どうして、こういった間違った考えを持ってしまったのか?」ということを自覚することが必要になります。



原因を自覚するために必要なものが「原因分析」です。


店主がやっている事自体に間違いはないのです。


写真や商品情報をSNSに投稿することは、間違いではないのです。


「なんのためにやっているのか?」が間違っているから、目標が達成できないということですね。



つまり、戦術ではなく、戦略が間違っているわけです。


この現象を、「手段の目的化」といいます。



 

思いつきを直感だと勘違いすると本質的抜本的対策ができない



事例の場合、「思いつき」が、対処療法的対策でやってしまう原因です。




「思いつきで流行に飛びつく行動」を繰り返す営業スタイルが、根底にあるんですね。



マインドセットが「自分の原因」を探るのではなく、「お客さんの原因」を探る営業スタイルが常態化されているといえます。




この事例での「思いつき」というのは、



集客と購買行動をどのように結びつけるか?というロジックを考えないで行動している状態をいいます。




自分のマインドセット(考え方)に気づけるポイントは、


一時時には良かったけど、また元に戻ってしまった、長くは続かなかったという時です。


ビジネスに限った話ではなく、望まない結果が繰り返されるなら、マインドセット(考え方)を見直さないと、やり方を変えても結果はでません。



その結果、


「自分(内側)の原因ではなく、お客さん(外側)の原因」を見てるために、頭はお客さんの原因を探してきます。




自分の欲しいものを与えてくれないお客さんの原因ってなんでしょうか?



「見ても来てくれない」ということですよね?



だから、もっと美味しそうに見せたら来てくれる?とか、もっとおまけを見せたら来てくれる?とか、見せるために頑張るようになります。



「"思考は現実化する"言葉の正しい使い方」という記事でもお伝えしたように、見せることが目的であれば、実現しています。



でも、


「来てくれるかも?」は、思考にとって、ミッションではないわけです。



見せるために頑張っている人は、見てもらうことは達成しているのです。



でも、


本当の目的が「来てもらうこと」なら、来てもらうためにSNSを使わなければならないということです。



つまり、そういった本質的抜本的対策ができていないという「予悔」は、見てくれたのに来てくれない、という行動の結果でわかるわけです。



※予悔:あらかじめ後悔しそうなことを予告する出来事。




「原因分析はやった」という人の多くが陥りがちなのが、


他でやってるのに自社でやっていないこととか、他でやっていることと同じことを情弱にやるとか、そういう表面的な「思いつき」です。



問題解決が将来にわたって効果を上げるものにするためには、原因分析をしっかりと行い本質的抜本的対策までに行わなければなりません。



 

原因分析の仕方



原因分析の仕方で有名なのが「トヨタ式」の"なぜなぜ5回"があります。



で、この方法は役に立つのですが、失敗しやすい点が、原因が「人物」になりやすい点です。



6回じゃなくて5回というのも、実際やってもらったらわかるのですが、6回以上やってしまうと、なぜ?が「人のせい」になりやすいんですね。



正確に言えば、たとえ5回以前でも、問題の定義を間違えて「なぜなぜ」をやってしまうと、特定の人物が原因になります。




○さんの連絡ミスが発生したのは、○さんにミスが多いから。


→これは、連絡ミスが発生した原因にはなりません。



彼から返事がないのは、いつも忙しいから。


→これも彼のせいになっているので原因は解決しません。




ここでは、いろんな原因分析方法がある中で、「特性要因」のやり方をご紹介します。




ビジネスに限らず、あなたの解決したい問題について、その根本的な原因を自分で見つけることは、あなた自身、「問題解決が将来にわたって効果を上げる」ことができるようになるということです。



解決方法がわかれば、それに必要な具体策として、いつ、だれが、どこで、なにを、どうやるか?まで計画を作ります。



「やります!」という動詞だけで人は動きません。



「どうやって?」というような具体的な動作を書き出してください。



「ダイエットする!」という動詞ではなく、



朝5時に起きる→お気に入りのウェアを着る→お気に入りの音楽をヘッドホンで聞く→▲公園を2周する


という一連の動作を書き出すということです。



 

特性要因図のデザインの仕方



特性要因