空想を現実にしたいなら頭のおしゃべりを出し切る
辞書によると「空想」は、
現実にはありそうにもないことを、あれこれ頭のなかで想像すること。
と書かれています。
この「現実にはありそうにもないこと」を創りあげてきたのが人間です。
ですから想像は、どのようなものであれ、創造への第一歩となります。
しかし、この「空想」という言葉が問題視しているのは、「想像の取り扱い(?)」についてです。
今、自分が手にしていないものを手に入れられないから、想像の世界だけで叶えておいたり、想像に対して、具体的は行動を伴わせないことを、「空想」という言葉は指摘しています。
想像したことに具体的にどう働きかけるのか。
これがなければ、単なる空想・妄想です。
人間の頭は、おしゃべりをやめることはできません。
ですから、何も考えないという難しいことに挑戦するよりも、頭の中のおしゃべりを外へ出し切ってしまうのです。
そうすることで、
叶えたいと願っている想像の世界を手にするために具体的に何をしますか?
という問いに答えることができるようになります。
空想した時点で、もうひとりの自分が問いかけていることを忘れずに。