仕事で伸びない人当たりのいい人と、成果を出して評価される無口で無愛想な人は伝え方が違う


【伝え方】仕事で伸びない人当たりのいい人と、成果を出して評価される無口で無愛想な人は伝え方が違う
何かを伝えるのは理解と納得を得るためで言い負かすためじゃない

相手に何かを伝える時、プライベートと仕事の場では、おそらく「何か」を変えていますよね。



つまり無意識にスイッチを入れているはずです。



いつもは「OFF」でいいし、曖昧さって大事です。



男性に理詰めで話す女性ってスイッチがONのままじゃないですか?



大事な勝負どころで「ON」にすることってむちゃくちゃ重要でも、男性に選んでほしいなら、OFFは大事です。



この切り替えが臨機応変にできることが、仕事の成果に直結します。



スイッチを「ON」にして伝えると、相手が持つ感想は「わかりやすい」と「なるほど」の2つ。



ONを言い換えると、「理解」と「納得」です。


そのために重要な伝えるポイントは、3つです。



少ない言葉

ていねい

正しそう


この3点を実現するのが、次の5ステップです。


 

目次

  1. 人間にたとえる

  2. 世界共通の言語は「数字」

  3. 「予想」ではなく「予測」

  4. 最強の根拠は「消去法」

  5. 熱意を「数学的」に表現する

  6. まとめ

 

1.人間にたとえる


①の例としては、


営業部=顔(文字通りその企業の顔)
マーケティン部=脳(ビジネスの仕組みを考える)
経理部=指(お金の授受、電卓)
人事部=心臓(各部署へ資源を送る基幹)


たとえば「人事部の仕事は、とても大事な存在です」というよりも、「企業の人事部を人間にたとえると、心臓のようなものです」と言われた方が、より重要度をイメージしやすいです。



結果として、「わかりやすい」や「なるほど」をプレゼントすることができます。



「たとえば」は、人間で例えるほうが伝わりやすいです。


 

2.世界の共通言語は「数字」



②の「数字」の例えとしては、

「すぐ」を「5分」とか「3分」の数字で表すことです。



「すぐ」と言うと、育ってきた環境や年齢などによって感じ方はバラバラなので、たとえば、徒歩10分が遠いと思う人と近いと思う人に分かれますよね。



ということは、「歩いてすぐですよ」というより、「歩いて10分程度です」と言ったほうが、相手は自分の価値観で遠いか近いかを判断します。



「10分」は世界中どこへ行っても「10分」であり、そこに差はないので、誤解というリスクを回避できるんですね。



コミュ能力の高い人は、数字で説明できますからね。



「簡潔に書いてください」と伝える人より、「1分で」「140文字で」「一行で」と伝える人の方が信用度も高いです。


 

3.「予想」ではなく「予測」


③の「予想より予測」の例えとしては、


予想というのは「思い」で、予測というのは「数字」で表すものであるということです。



「予想」 = 人が想っただけの結果 = 正しそうではない
「予測」 = 数値で測った結果 = 正しそう


本質的な理由は、数字を使って伝えることで「そうなりそう」な内容、正しそうな内容になるからです。



2回同じ失敗をしているのであれば、3回目も同じやり方をやるか?(2度ある事は3度ある)



違うやり方をやってみるか?(3度目の正直)って伝えたほうが、相手は自分の価値観でどっちかを選びやすいですよね。



まず、相手に選ばしてあげるためにも、自分で選べるようになるためにも、思うだけじゃなくて、数字にすることが重要なんです。



何歳の時に、どうなっているか?とかもそうですね。



今○%伸びているので、Aを取り入れることで、三年後の○歳の時は、○%伸びていると予測できます。



なぜなら、三年後の市場は○%拡大している予測がBから発表されているためです。



とか、「予測値は◯です。これは、Aの傾向から算出したものです。つまり個人の主観ではなく、数値を計測したことによる予測です。」というと、納得感が違いますよね。



未来を語るには、「結論」→「根拠」→「納得感」の順に味付けしていってください。



そして、最後に、コンセプトといった「個人の主観ではない趣旨のフレーズ」を残せば、相手に自分が伝わりやすくなります。



コンセプトとは、相手にこう思ってほしいことを一文にしたもの
ビジネス以外でもコンセプトって大事です

 

4.最強の根拠は「消去法」


④の例えとしては、


本当に大切なものは、どちらでもいいものを捨てた後、最後に残るものと言えばわかりやすいと思います。



「残り物には福がある」というコトワザは、消去法のことですからね。



間違っても、売れ残りとか余り物という意味ではありません。



自己肯定感の低い人ほど、1番欲しいものの代わりに2番目以降を選びやすい、という特徴を覚えておくと、選択の都度、「今選んでいるものより大切なものは他にないか?」と、頭が過去を捜査しにいってくれます。


当然、選び損ねる確率は低くなります。



 

5.熱意を「数学的」に表現する


⑤の「数学的」の例えとしては、


「コツコツ積み重ねが大事です」ではなく、「コツコツ積み重ねが大事なのは、たとえば8%増が5回続けば、50%増だからです



こう書くと、「コツコツ積み重ねることで、気づけば大きな成果になる」ということを、簡単な数字で見えますよね。



より詳細に相手に伝えられることができ、納得感も与えられるわけです。



情熱は大切だけど、情熱を「数学的思考」に置き換えることは、本当に大切です。



私の場合、自分の中にある情熱を相手に伝える時は、こう言っています。



人の集中力の平均は90分が限界だと言われる中、私は集中すると、駅のホームにいても、大通りの真ん中にいても、雑音が聞こえなくなるので、2時間は1つのことに没頭できる特徴があります。



実際、精神論は成果をだすものじゃなく、夢をずっと見ている状態です。



やればできるとか、根性があれば叶うとか、努力したら実現するとか、具体的な動作がないものは、夢の中から出てこれません。



論理的な人がスピの方面へ足を広げるほうが、スピから論理的な方面へ足を向ける人より成功率が高いのは、③や⑤の「数字に起こす」ことができるためと言われます。



ありのままとか、宇宙とつながるとか、自分とつながるとか、数字で見えないためです。



成功と失敗、できる人とできない人、やる人やらない人、プロとアマ・・・いろんな対照があるけど、いずれも、「2対8」の原則が機能しています。



統計学って、なぜそうなの?という理由を知りたい人は学者の道に進むとうまくいきそうですが、学者が導き出した「確率論」を人生やビジネスに利用したいのであれば、「なぜそうなの?」を知る必要はないですよね。



2対8(ニハチ)の原則は、全体の2割しかしないという意味です。



成功も、できる人も、やる人も、プロも、全体の2割しかいない、つまり、8割は生き残っていないという意味です。



それが、スピから論理的に思考を拡大できている人は、2割しかいないということです。



何を何個、何日でいくら、っていう計画ができない人が多いです。



プロと言いながら趣味でやってる人は、③と⑤を避ける事が多いです。


 

まとめ


確かに、人の感情は数字で表せないものでもあります。



だからこそ、どんな時にそうなるのか?という数を数えていくことが重要なんですね。



何回望まない結果になったとか、何回同じ結果を繰り返したとか、何日続けたらどうなったかとか、何年前からその売上なのかとかという数字は、人からは見えない自分の習慣を数えることに等しく、それができるのは自分しかいません。



ニハチの原則で言えば、やり方を聞いてもやらない人が8割いるということです。



結局、3年、5年前と比べてスキルが上がっていても、それで人やお金の流れがないのであれば、学ぶために生きていることになります。



全部、自分の行動と結果を数字に起こしてみることは、自分は何がしたいのか?どこへ向かいたいのか?自分は何者なのか?を自覚するためにも必要な動作です。



  1. 人間にたとえる

  2. 世界共通の言語は「数字」

  3. 「予想」ではなく「予測」

  4. 最強の根拠は「消去法」

  5. 熱意を「数学的」に表現する



は、その場をしのぐだけのものではありません。



どんな時代になろうと決して変わることのない、勝負どころで必要なコミュニケーションの本質に触れるものです。


 

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