大切にされない自分を見るのが怖くて安全地帯を幸せの楽園だと勘違いすると退化は早い

価格と競合を学んで一番最初に見る現実は、その自分が全身全霊120%をかけて「いい!」と思って作ったものが、お客さんに否定されること。
自分が全身全霊で作ったものに対して、シビアな反応をもらうこと。
値段をつけて売りに行くこと。
無料サービスであれば、サービスを紹介したあと、実際に使ってもらえるか(=時間コストを割いてくれるか)を観察すること。
そうすると、こんなのいらない、使えない、優先度が低い。
口ではいいねと言ったけど、その後一回も触ってくれない、再生してくれない、etc…。
という屈辱的なことが起こる。
この経験が始まりとなって、
どうすれば使ってもらえる?
どうすればもっと便利になる?
どうすればもっと効果が出せる?
どうやればもっと伝わる?
を死ぬ気で考える。
この経験の連続がスタートアップ。
NOと言われる前は、まだ何も始まっていない。
イエスしか言わない客の中で成長した経営者はいない。
そんな世界から足を洗うと、ヘタレな自分がなかなかどうしてカッコよく見えるのが不思議だ。
ヤマモトマユミ