(ビジネスを組立てる手順付)何をするのか?より、なぜするのか?

昔、海外旅行に誘われた時、予約はしたんだけど、途中でキャンセルしたことがありました。
その時は理由がわからなかったけど、なんかモヤモヤしたんです。
一番「モヤッ」としたのは、主催者の行動と態度だった。
私は自分のことを「自己評価が低い」自覚があるので、主催者の態度が「偉そうに」と思ったことは、「私の中に原因があるから」ということはすぐにわかりました。
だからそれ以上、モヤッとすることはなかった。
だけどそれとは違う何かに私は、ムラムラするものを感じた。
一つだけわかってたことは、「なんでビジネスホテルなのに、ホテルオークラクラスの料金なん?」ということです。
予約金を払った後の私は、予約金がもったいないから行くか?
予約金を勉強代だと思って、自分の気持を優先させるか?
二択で考えました。
行くメリットは海外に行くこと。(ただそれだけ)
行かないメリットは、やりたい仕事の続きができる。
そして行かないメリットを選びました。
ツアーが終わった後しばらくして、私がムラムラした理由が解明されました。
ホテルで水とWi-Fiのトラブルが遭った。
それも環境を一番重要視する私の価値観からしたら、耐え難いトラブルだった。(あくまでも私個人の優先度合いにすぎません)
そして最大のムラムラの理由で、「これか?私の嫌悪感は!」というのがわかった。
主催者と主催者の同行者だけが、ハイクラスのホテルを取っていた。
飛行機はファーストクラスだと。
自分らの欲のために、主はビジネスをしてると思いました。
旅行ビジネスをしてるわけじゃないけど、普段の「在り方」ってどこでも出るのよ。
その人らと一緒に参加されてた人の共通の口癖は「愛」。
私は、もう吐きそうになった。
で、ここからが本題です。
そのツアーを誘ってくれた人が、ツアーの主催者と類友だとわかったことが、今日のタイトルです。
ビジネスとはあなたの目的を達成する手段の1つで目的ではない
お客様からもらったお金で海外旅行に行くのは別に悪いことではありません。
自分の利益なんだから、何に使おうが誰に責められる筋合いじゃない。
だけど、その人は、事業届を出さずに、自称プロとしてお客様からお金をもらっていた点が、「それ、ビジネスじゃなくて趣味だよね?」ということです。
事業届を出さないということは、税金を払っていない可能性を疑われても仕方のないことです。
で、そこが問題でもなくて。
一番の問題は、無料で仕入れた情報を集め、実績の伴わない商品を高額で販売しているということがわかったことです。
そして、そういう在り方で、愛を謳い、ありのままを提唱し、人を助けたいというビジョンを持ち、仲間を増やしたい夢を持っていた。
私は、なぜこういう人に出会ったのかを考えました。
答えが一つ見つかりました。
「気を使う」というのが出てきました。
とにかく気を使うんです。
何を言うのにも気を使いました。
理由はわかりません。
ただ、帰ってきたらむちゃくちゃ疲れる私がいました。
だから言いたいことを言えない私もいた。
あなたにもいませんか?
一緒にいると疲れる人。
だから、言いたいことを言いにくい出来事が起きたわけです。
問題って、見て見ぬ振りしてたら、問題は徐々に大きくなって「ほれ、もう解決したほうが楽だろ?」っていう出来事が必ず起きるからね。
人間は自分の事以外、興味関心はないので、お客様は、経営者の欲のためにモノやサービスを買うことはありません。
売れたとしても、そんな人が売れ続けることはないと断言できます。
事実、2,000万行かないビジネスは5年ももたない。
続いているなら、それは当然、ビジネスとして成り立たない世界で、プロと謳いながら情報弱者にボッタクリを繰り返してたら続くでしょう。
いつの間にか消えている世界でね。
ビジネスとは、あなたが目指すゴールに到着するための手段に過ぎないということです。
ビジネスにゴール設定が一番重要だと言われるのはそのためです。
助成金とか補助金でも同じです。
助成金や補助金がほしいから商品を作るのか?
商品を作りたいから助成金や補助金が必要なのか?
前者は、目的と手段が入れ替わっています。
経営とは、「ヒト・モノ・カネ・情報を配分していく活動」のことです。
経営者の欲を満たすことではありません。
こういった人からモノやサービスを買わない目が消費者には必要だと思います。
騙されたら取り返しがつかないからね。

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